元々化学科を専攻していましたが、一般人には理解できない専門性や、出来上がるものが見えないという事に違和感を感じ始めていた3回生の頃、建築学科の友人の手伝いで、製図室に時々お邪魔するようになり、建築という分野に興味を持つようになりました。ただ、転入が難しく、卒業して学士入学なら定員割れが生じた場合のみ可能性があるとの事だったので、就職先も決めた後にトライしてみたところ、定員割れがたまたま2名出て、私と吉田周一郎君が入学できました。ですのである意味偶然です。
入学すると2回生と3回生の両方の設計課題をこなす必要があり、結構大変でしたが、自分で考えたことを直接形に出来る事がとにかく新鮮で、楽しくて仕方なかったです。